社会福祉法人ウィズ

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EMU

チャレンジできる場所

就労継続支援B型は一般企業などに雇用されることが難しい障がい者が、雇用契約なしで働くことが出来る場所です。生活リズムを整えたい、仲間が欲しい、少しでも稼ぎたいなど様々な目標を持った利用者が一緒に作業をしています。就職を目指す人への支援や、就職が決まった後の職場へ定着するまでの支援も行います。利用者が作業を通して体力や作業能力が向上し、実際に目標としていた就職を達成するという経験は、就労系の事業所の魅力のひとつです。
 社会福祉法人ウィズでは同一法人内に就労継続支援B型が2事業所(ARUKU・EMU)ありますが、EMUは建物が新しく、バリアフリー化されているため身体に障がいのある人も対応可能であり、作業も様々な種類のものを行っており、ARUKUより幅い利用者を受け入れられるような、誰もが「チャレンジできる場所」で在りたいと思っています。それは、職員も。職員一人ひとりの支援がEMUの支援そのものであり、利用者一人ひとりへ強く影響します。利用者と関わる中で感じた事、やりたいと思ったことや改善提案など職員の意見を汲み上げ、より良い支援に繋げ、利用者も職員も含めた全員にとって良い場所にしたいと思っています。

事業所概要

住所 〒297-0016 千葉県茂原市木崎1301-13
TEL/FAX 0475-44-7899 / 0475-44-7898
対象者 就労継続支援B型の支給を受けている方
定員 20名
営業時間 8:30~16:30
休日:土日、夏季3日(8/13~8/15)、冬季5日(12/30~1/3)
開所時間 9:00~16:00
(送迎利用者は9:50~15:00)
利用料 障害者総合支援法に基づく金額
昼食利用の場合は1食230円

弁当・食事処部門

EMUでは利用者と一緒に弁当を製造・販売しています。焼いたり上げたりする調理作業は職員が担いますが、盛り付けや洗い物、消毒などの調理補助は利用者に任せています。洗い物や消毒などの衛生管理上必須だけど大変な作業を丁寧に行ったり、職員だと見落としてしまう盛り付け忘れも見落とさずにチェック出来ているなど、弁当作業に欠かすことが出来ない力を持っています。
 作った弁当の配達も一緒に行います。月曜と火曜には茂原市役所の2階、階段を上った左手側で弁当販売も行っています。「いらっしゃいませ」という声がけから始まり、注文の確認、お金のやり取り、商品の準備に手渡しなど分担して作業します。不特定多数への販売は貴重な体験であり、参加したい利用者も多く居ます。
 その他、予約客限定でのランチ対応も行っており、弁当とは違った少し上品な食事を提供しています。配膳や食事後の飲み物のオーダーを利用者が担ったりしています。

軽作業部門

軽作業部門では大きく分けて両面テープの封入、割りばしの封入、段ボールの糊貼り作業の3種類の作業を行っています。それぞれの作業について、最初から最後までを一人で行うのではなく、工程を分けて流れ作業のようなやり方で作業をします。色々な工程があるので利用者も参加しやすく、日によって作業が違うためマンネリ化しづらいというメリットがあります。一方で、様々な工程を覚える必要があるとも言えます。また、納期管理や資材管理など職員にとって大変な点もあります。利用者支援と顧客との契約(納期や品質)との板挟みになるため難しいことも多々ありますが、作業後の達成感の共有や、新たな工程を習得するなど利用者の能力向上にも立ち会える楽しさがあります。

事務部門

請求書や領収書作成、弁当メニュー表作成、名刺や封筒の作成など、PCを用いた印刷業務を行っています。基本的なPCスキルがあれば参加できるようにマニュアルも作成しています。2022年度は研修のアンケート集計を受注。初めての作業で四苦八苦しましたが、利用者とやり方を協議しながら仕事を完遂することが出来ました。毎日フルで出来るほどの作業量がないことが課題なため、仕事の創出が必要となっています。

外作業部門

外作業部門では法人内の施設管理業務を中心に、茂原市役所から受託した草刈り作業などを行っています。2023年度は民堵裏手の農地を使用し、畑作業の創出を計画しています。農作業に明るい職員の確保から始めるため、秋ごろの開始を目指しています。

イベントもあります!

作業の他に、たまに日帰りで出かけたり、夏祭りやクリスマス会などのイベントを行います。普段なかなか出来ない体験をしてもらうと同時に、楽しみをもつことで作業へのモチベーションUPにつながります。

アクセス

自社製造の製品づくり①

紙製のクリアホルダーに利用者の描いたイラストを印刷しています。